保育園の先生のおかげで愛情を感じることができた
私の両親は共働きで、私は当時保育園に通っていました。かなり昔の話なので全てを覚えているわけではありませんが、なかなか他の子たちの輪の中に入れなかったことは覚えています。大和高田で見つけるともう求人の保育士は奈良で今思うと、両親は忙しく私のことを構う暇があまりなかったので、会話に乏しかったのでしょうね。私は子どもたちの中でも、特に語彙が少なかったのだと思います。うまく他の子とおしゃべりができず、寂しい時間を過ごしていました。そんな私を気にかけてくれたのが、ユキ先生です。先生は若い先生で、多分新米くらいだったのかな。いつもニコニコしていて、他の先生に怒られることもありましたが、私達にはすごく優しくしてくれていました。今思うと、ユキ先生は若く熱意があるからこそ、家庭に問題のある子どもたちに気付いて優しくしてくれていたのかなと思います。先生は、いつも私が愛されていること。両親は一所懸命頑張っていることを話してくれたので、私は寂しさを紛らわすことができました。そして、先生は毎日のように抱きしめてくれていたんです。両親に抱きしめられた経験は全然記憶にありませんが、ユキ先生の抱っこは今も覚えているほど。辛くなったり自己肯定感が低くなってしまっている時も、ユキ先生の抱っこを思い出すだけで胸があたたかくなります。